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『総チャン!離しちゃだめだよ!!』
『わかってますよ♪』
夕刻-----…
あたし達は畦道を歩きながら
家に帰ってる。
今頃の田には水も張ってあり、
苗も植えられている。
そんな季節。
一番家まで最短距離で帰れる畦道はギリギリまで遊んでいるあたし達にとっては大変有り難いルートであった。
『きゃッ!!』
『ッと!駄目ですよ!!ちゃんと足元見なきゃ!!』
『ちゃんと見てるよ;;でもね!!?急に蛙のヤツが飛び出してくるから…』
『あはは♪踏まれたらひとたまりもないですからね☆』
『---…明るく言っていいとこなの??ソレ…』
笑いが起こる…
いつまでもこの幸せな時間が続けばなぁ~とか考えてたんだよ?
まさか君が離れてっちゃうなんてこれぽっちも想わなかったんだよ??
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