『覚めない夢を』

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『覚めない夢を』

ねぇ、この幸せはいつまで続くのかな? 君がぼそり、呟いた。 僕は何も言えずに、ただ車の運転に集中してるふりをしてたね。 ごめんね、もしあの時に何かを言えてたら こんなにも辛い思いをしなくてもよかったのかな、なんて 今更だけど・・・。 もう少しだけ 傍に居させてよ せめてこの夜が 明けてしまうまで ただ君の温もりを 感じながら この夢が覚めないように 眠らせて
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