それぞれの想い

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「美里ぉ?」 綾は美里の肩をポンッと叩いて言った。 「・・・ん?何!?どうしたの!?」 美里は少しボーっとしていて突然の綾の呼びかけにビックリしていた。 「美里はどの学校行くか決めたぁ?」 綾は美里聞いてみた。 「・・・それがまだ何だよね?」 苦笑いで美里が言った。 「まだって今日中にって担任言ってたよぉ・・・!?」 綾は美里の返事にビックリして言った。 「・・・だってまだ決められないんだもん!!」 美里は綾にしがみついて言った。 「もしかして、月白のこと?」 綾はすべてを見透かすように美里に聞いた。 「・・・うん。私、優人が行く学校ならどこでもいい。だから優人が行きたい学校が分からないと決められないの・・・」 美里は悩みながら言った。 「そっかぁ」 綾はニコリと笑い美里に言った。 「美里に一ついいこと教えてあげようか?」 「何?」 「月白も美里と一緒の学校に行きたいからまだ志望校決めて無いんだってさぁ?大地が言ってたよぉ?」 綾は美里に笑顔で言った。 「まぢッ!?」 美里ビックリして綾に聞いた。 「良かったねぇ?美里ぉ~」 綾は笑顔で美里に言った。
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