それぞれの想い

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綾が大地と優人のもとへ帰ってきた。 「美里は月白が選んだ学校がいいんだってぇ~。月白と一緒の学校に行きたいらしいよ?」 綾は笑顔で優人に言った。 (!?) 『良かった。さぁ~てと学校決めるかぁ』 (でも……俺と一緒の学校に行きたいってどうゆうことだぁ?) 首を傾げた。 「お前今、綾の話し聞いて俺と一緒の学校に行きたいってどうゆうことだぁ~?とか思ってんだろ?」 大地はニヤリとしながら優人に言った。 (!?) 優人はあからさまにビックリした。 大地の言ったことが優人の思ったこととドンピシャだったからだ。 『おめぇ~いつから読心術の才能に目覚めたんだよ!?』 優人がビックリして言った。 「優人の心の中何て読み放題で優人の思ってることは手に取るようにわかるんだよ?」 大地は笑いながら言った。 優人はそれだけ分かりやすい人間なんのだろう。 『凄いと言うよりちょっと引くな』 優人は笑いながら大地に言った。 『なぁ?何でだと思う?』 優人が不思議そうに大地に聞いた。
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