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「……まだ!!あと、一人だけ言ってない……」
美里は小さな声で言った。
『もうッ!!正直になれッ!!』
優人は美里にキレながら言った。
「嘘じゃないしぃ……」
美里は弱々しく言った。
『放課後にまた聞くからちゃんと教えろよ?……ちゃんと応援すっから!!』
「……うん」
(……ちゃんと優人に告らなきゃ!!)
時間は流れた………。
二人は自分の気持ちを高ぶらせていた。
優人は美里を幸せにしたいとゆう気持ちと美里に想いを伝えることの出来なかった悲しみ……。
美里は自分の想いをもうすぐ伝えないといけないとゆう緊張感と少しの期待。
二人はそれぞれの想いを胸にみんなが教室から帰って行く中、廊下でさっきの話しの続きをした。
『でさぁ?美里の好きな人誰なんよ……?」
優人は廊下の窓の手すりの部分に手を乗せて美里に気になること聞いた。
「だからぁ………」
美里が何か言おうしたが人の目が気になってなかなか思うように話せない。
文化祭が近いので放課後に残る生徒も多い。
『場所を変えよーか?』
優人はそう言って歩きだした。
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