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『俺の好きな人は今、俺の隣にいる人だよ?』
優人は笑顔で言った。
美里は首を左右に動かし確認した。
『ったく、俺の隣にはいつも美里しかいねーだろ?』
呆れた顔つきで言った。
「えっ!?嘘~ッ!!」
美里は優人の予想外の言葉に驚いていた。
『この場で嘘ついてどーする?』
優人はナイスなツッコミをかました。
「はぅ~////」
美里は嬉しさを隠しきれていない。
『いつから俺のこと好きだったん?』
優人は気になることを聞いた。
「小学生の頃からずっとだよ?////」
美里は照れながら言った。
『俺と同じじゃん!?』
優人はびっくりした。
「やっと勇気を出して告白できて優人に想いが伝わって良かったぁ」
『俺も両想いで良かったぁ』
二人は今でのことを話した。
そして幸せな時間が流れた。
『一緒に帰ろうか?』
優人は少し照れながら言った。
「うん!!」
いつもの帰り道。
でも、何か新鮮なものを感じた。
毎日、二人は一緒に帰っていたが今日はいや、今日からは一緒に帰ることがもっと幸せなことなった。
二人は学校の校門から出ると互いに手を出し繋いだ。
温かい手そのぬくもりは二人の幸せを物語っている。
『今日はあんがとな?』
優人は家の前で笑顔で言った。
「うん!!優人こそありがと」
美里は笑顔で言った。
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