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二人は家の前で抱き合った。
熱い抱擁をした。
『美里、大好きだよ』
優人は改めて真面目に笑顔で言った。
「私も優人のこと大好きだよ」
二人は愛を誓った。
見つめ合う二人。
優人はそっと美里に自分の顔を近づける。
美里は自然に目を閉じた。
…………………
「どうしたの……?」
美里が心配そうに聞く。
『俺なんかが大事なファーストキス奪っていいのかなぁ……って思って』
優人は不安そうに言った。
「じゃあ、目をつぶって!!」
『何で……?』
「いいから早く!!」
優人は美里の言われるがままに目をつぶった。
美里は優人の唇に自分の唇を近づけてキスをした。
柔らかい感触とゆうよりぶつかって接触したような感じだった。
どちらともキスなど初めてだったのですごくぎこちなかった。
優人はキスされているのに気づいて目を開けた。
そこには必死にキスしてくる美里の姿があった。
ぎこちないし不器用だが確かに伝わる想い。
『美里とごめんッ!!付き合ったからには美里のこと幸せにしないとな?俺でいいのかじゃなくて俺じゃないとダメって思わないとダメだよな?』
優人はキスが終わったあとに美里の肩を両手でつかみ勢いよく聞いた。
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