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「優人の彼女になれてもう充分幸せだし優人じゃなきゃダメだよ?キスも好きな人も全部、優人じゃなきゃダメだよ!!」
美里も勢いよく言った。
『美里ォ………』
『目つぶって!!』
優人は笑顔で言った。
「何で?」
『いいから早く!!』
今度は美里が優人の言われるがままに目をつぶった。
二人の顔は重なり優人の唇はもう一度美里の唇に触れた。
今度は柔らかい感触。
優しいキスだった。
夕方の太陽から出来る二人の影は一つに重なっていた。
「優人ォ……」
『美里だけにはさせないよッ!!やっぱ、俺からもキスしたいからッ!!』
優人は嬉しいそうに笑顔で言った。
こうして2人の想いは一つの想いに変わった。
愛とゆう一つの想いに……
二人は今でも幸せな日々を過ごしている。
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