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君は雨の夜空見ながら言う
「別れましょ」
僕も夜空見ながら言う
「別れましょ」
君は僕の過去を写し出す鏡
僕は君の過去を写し出す鏡
僕たちは互いに過去という名の傷を舐めあって、また違う傷をつけた
傷だらけの男女
君がいない寂しさ
残念ながら僕にはないよ
なぜならいつかまた会ったら、傷を増やしてしまうから
だから
さよなら
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