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一方神様の世界。すなわち天国では…。
全ての長 ミエカ
美の神 メルイ
知の神 アビラ
癒しの神 リュース
運動の神 ソルス
の5人組はある話し合いをいていた。
『では意見のあるもの!!』
正に長だというようなミエカ。
『まず、人間界の様子を見せてくださいませんか?』
無駄に丁寧なアビラ。
『そうだぜ!まず見せろミエカ!』
やんちゃ過ぎるソルス。
『静かに!!ではこれが今の人間界の様子です。』
でっかーいスクリーンに映しだされた映像。神様がへんな洋服さえきていなければきっと普通の会議にも見えただろう。
『なんかいないね、最近は。』
気だるそうに椅子からほぼ落ちているリュース。
『だから人間を造るときは美をいれればよかったんですよ。』
メルイは一人でブツブツ言っている。
『あ!俺こいつがいいぜ!』
『まぁいっか。』
『なかなかですね』
『リュースもいいか?』
『クゥ~zzz』
『起きろ‼起きやがれ‼』
『うるさいんだけど。』
『このこでいいか?』
『どーでもいい』
『では決定!!』
話し合いの末、次なる人物が決まった。
『ソルス、今度はお前の番な。』
『ほいほい。やってくりゃーいいんだろ』
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