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晃・陣・楓の三人は、電車に乗り、学校へ向かっていた・・・
晃「陣…学校が始まったな・・・」
陣「あぁ…めんどくせぇよなぁ…練習時間も減っちまうし…」
晃「ホント、それが、一番の問題だ…流先輩の事故から、約一ヶ月…俺たちは、毎日、休み無く、朝8時から、夜8時まで練習してたからな・・・それが、学校が始まっちまったら、3時間ちょっとしか練習する時間が無くなっちまう…!」
陣「いや…これからの時期は、3時間も練習は出来なくなるぞ…」
晃「なんで…?日が暮れるのがはえぇとかは、照明があるんだから、かんけぇねぇべ?」
陣「そうじゃねぇよ!後、二週間で、体育祭があんだろう…なんか、うちらの学校って、学校行事に、すげぇ、力入れてるらしいじゃん…部活の時間を潰して、練習とかをするらしいぜ…もしかしたら、この二週間、部活が出来ねぇかも・・・」
晃「はぁあっ!?ふざけんなよ!!」
陣「バカ!晃!静かにしろ!ここ、電車内だぞ!」
晃の大声で、電車に乗っている客のほとんどが晃の方を向いた…
陣「アホぅ…場所を考えろ!そのほかにも、11月には、文化祭もあるからな・・・」
晃「うわぁ・・・マジかよ・・・11月なら、秋の大会も終わってるから、まだいいけど、この二週間は、追い込みの時期じゃん!その時期に、部活出来ねぇのは、いてぇよ・・・」
陣「だよな・・・」
二人は、暗い顔をしながら、学校へ着いた・・・
そんな、二人のやりとりを見ていた楓は・・・
楓『ふぅ…二人とも、本当に、野球が大好きなんだね・・・でも、男は、そうじゃなきゃ!よし!私も、これまで以上に、マネージャーの仕事を頑張ろっと!』
晃たちの、部活が出来なくなるかという不安は、晃にかかってきた、一本の電話により、消えることになるのであった・・・
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