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当時の結城は剣道部に所属していた為、練習で身体に痣を作るのは日常茶飯事だった。
そして、右腕の痣は小手を打たれた後、打った相手が下手くそで、間違って突かれた為に出来ていた。
理加は結城に手を弾かれた事が相当ショックだったらしく、それから結城に話し掛ける事はなかった。
結城は結城でサッカーに夢中でそんな理加の事を気にも止めなかった。
ただ、理加と言う名の人間が居る。
そんな認識しか持って居なかった。
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