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サクラ「はぁ~、ほんと美味しい。」
エイト「…うん。美味しい。」
アキラ「向こうの生活には慣れた?」
サクラ「戸惑う事もまだあるけど、だいぶ慣れたわ。良い人ばかりだし、のんびりしてるから勉強に専念出来るしね。」
アキラ「そっかぁ。良かったね。」
マコト「夢の為にも頑張ってるんだね。」
ミヤ「さくらさんの夢って何ですか?」
サクラ「夢は世界を周る医者よ。貧しくて治療も出来ずに失う命が多いわ。少しでもそれを食い止めたいの。」
凛とした瞳で語るさくらさんは、素直に素敵な人だと思った。
マコト「さくらちゃんならなれるよ。」
コウ「その為にオーストラリアに行ったんだしな。」
サクラ「えぇ。」
一瞬、孝太郎先輩の瞳に憂いが帯びたような気がした。
2人の間に何かあったのかな……?
エイト「…お腹空いた。」
コウ「ほんとマイペースな奴だな……」
リュウ「もう21時を回ってますからね。」
皆、時計に目をやる。
サクラ「えっ!? もうそんなに時間経ってたの!? 引き止めちゃってごめんね。」
マコト「もっとお喋りしたいけど、そろそろ帰らないとね。」
カップを片付けて、生徒会室を後にする。
サクラ「キャッ!!」
さくらさんが階段を踏み外したのかバランスを崩した。
マコト「危ないッ!!」
咄嗟にさくらさんの腕を掴もうと、近くにいた誠先輩が手を伸ばすが、それよりも早く孝太郎先輩がさくらさんの体を支えた。
コウ「危ねぇーな!! ちゃんと見ろよ。」
サクラ「ごめん。暗くて……」
コウ「怪我は?」
サクラ「大丈夫。孝のお陰で無傷だわ。」
レイコ「孝太郎先輩は大丈夫ですか?」
コウ「あぁ。」
レイコ「良かった……」

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