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②説明調にならないように自然に。
ファンタジーでは、悩みの一つになりやすい点です。
説明調になる原因は専門用語の冒頭での多用や、まず冒頭で世界観や歴史を書いてしまうことにあります。
銀英伝など壮大なファンタジーではよく見られますが、かなりの構成力と技術が必要なので、ファンタジー初心者がこれを書くと失敗する可能性が高いです。
対処法は、冒頭にイベントを持ってくること。
戦いや異常現象などを描写しつつ、登場人物の言動で情報を少しづつ読者に与えるのが良いです。
専門用語は小出し。
もしくは登場人物が説明せねばならない状況を作りましょう。
・入学したばかりの生徒に教授する先生の描写。
・仲間から叱られて、慣習についての質問をされる。
など。
例えば、食事や生活習慣等の説明も、会話文や通常の情景描写で表現が可能です。
次のページに具体的な例文を載せます。
注意点は、会話が読者に伝えたい設定の説明にならないようにすること。
会話に必然性を持たせること。
これは執筆熟練者でも、すごく難しいです。
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