【小説の基本ルール】

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  携帯で小説を掲載するには、独特の手法が使われています。 それは次項で明記することにし、まずは小説の基本ルールを簡単に明記しておきます。   ◎文章のラストは必ず句点『~。』を付ける。 短い文章、文章尻の……の最後にも句点を付ける。 付けないと詩になります。   ◎セリフの「」内の文末には句点『。』は不要。 児童書と昔の作品には残っていますが、今の一般小説では句点無しが標準です。 ◎一つの長い文章には、意味の切れる部分で読点『~、』を付ける。   ◎数字の表記はできるだけ漢数字が良い。   ◎フリガナは、青摺色(あおずりいろ)のように表記する。   ◎……や、――は偶数使い。基本は2つ。多用禁止。   ◎文頭の一文字空け(※これは携帯小説では使用しない場合が多い)   ◎?や!、数字など全ての文字は全角で書く。 ◎記号の後は必ず空白を1マス入れる。 『~だった! 私は』   ◎?や!は2つまで。同時に多数使用しない。   ◎台詞は台本式にならないように。  私「そうね」  彼「そうだよ」 ← これはダメです。 前後の地文(会話以外の物語を進行させるための文章)で、会話の主を分かるようにする。   ◎文章の途中で改行しない。 改行は段落のラストで行う。同じ意味を持つ場面なら改行せず、数行は続ける。   ◎文章と文章の間にある空白行は、2行以下。 空白行で感情を表すより、描写でそれを表現するのが良い。   ◎絵文字や顔文字、(笑)などの記号文字の使用は禁止。 一般的な小説では書きません。使用すれば文章能力不足を示すと考えて下さい。 最初は使っても良いですが、使わなくても表現できるように、向学して欲しいです。      
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