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携帯で小説を読んでもらうには、通常の紙に印刷することを前提とした小説の掲載方法では、読みにくい場合が多いです。
以下のような方法を使うと、携帯で発表する小説は格段に読みやすくなります。
これは、ルールではなく、暗黙の了解的なものです。通常の小説を書き慣れた方は、最初抵抗があるでしょう。私もその一人でした。
しかし、郷に入っては郷に従え。やはり読みやすくないと読んでもらえません。
◎文頭は一文字分空けない。
◎長文が続いたら、段落のラストで改行後、空白行を1つ入れる。
文章と文章の間に空間をつくることで、非常に読みやすくなります。
●●●●●●
●●●●。
(空白の1行)
●●●●……
こういう感じです。
空白行の入れ方は、小説ページでは改行マークを2つ連ねると、1行空白が空きます。
日記や掲示板、サークルのトピック投稿時などは、上の方法だと空白行が消えてしまうので、『 』空白マス(携帯機種によって表示方法は違います)を入れてから改行マークを入れる
と、1行空白が空きます。
※日記などの空白行の作り方
<●は文字。○は空白マス>
●●●●。(改行マーク)
○(改行マーク)
●●●●。
◎台詞の前後には空白行を1行入れる。
これは台詞を目立たせ、読みやすくする手法です。
ですが、会話文(短い)だけで構成されているような作品の場合は、バランスを見て、ある程度くっつけて掲載する方が読みやすいと思います。
----例-----
だから私は悲しかったのだ。
「わかった。もういい」
そう言うのが精一杯。
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◎掲載文字数は500~900文字を目指しましょう。
数行で改ページされていると、読者のクリックストレスが大きくなります。
特に機種によっては読み込みに非常に時間が掛かるため、ページ数が多いだけで閲覧をやめてしまう場合があります。
ページ数はできるだけ少ない方が良いです。
1000文字ギリギリにしておくと、文字抜けや描写不足の場合に追記が出来ませんので、少し余裕を持って最大は900文字程度が良いと思います。
これは私が改訂していて直面した問題点で、ものすごく苦労しました。
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