第2章

5/9
前へ
/120ページ
次へ
   「ちょ、あんた。」  テ-ブルを拭いていた手が止まり  顔がこっちへ向けられる。  「はい?」  「これ、注文間違えてんねんけど。」  強い口調で言い放ち、  レシ-トとバ-ガ-を差し出す。  女は2つを受け取ると、一言  「すいませんでした。」  と言って1階に降りて行った。  
/120ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加