言葉のウラにある、ホントの気持ち。

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毎朝顔を会わせる通学路。   あそこを曲がれば いつも君は 私を待っていてくれるね。  「先に行ってくれたって良いのに。」   なんていつも素っ気なくしてるけど ホントはいつもドキドキしてる。 あと10歩、あと5歩、あと1歩…。 君との距離が縮まるこの瞬間が愛しくて。     私が落ち込んでる時 君はいつも傍に居てくれるね。 「余計なお世話」 って跳ね返すけど 私の心が見えてるの? 黙って隣に座ってくれる。 そんな優しさがホントに嬉しくて。   一粒の雫となって気持ちが頬をつたう。     時々いじわるして 私をからかう。 「大嫌い」って 怒っちゃうけど そんな時は 心がキューってなって 私を締め付けてた。   やっぱり私は君の事好きみたい…。     気付いて欲しくないけど 何にもわかって無いのも嫌!! ねぇ、私わがままなの? 気持ちが揺れる ウラハラな自分。     大好き 大嫌い   いつも素直になれない だけどホントはやっぱり 気付いて欲しい。     大嫌いの裏側…。     ホントはね、 大好きなんだ。
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