236人が本棚に入れています
本棚に追加
白馬と戯れて楽しげだっか顔から一気に血の気が引いた。
そして、あまりのも絶望的な状況に、【天馬】は泣き始めてしまった。
【天馬】の異変に気付き近寄って身体を擦り寄せてくれる白馬。
【天馬】は思った。
《こいつ…慰めてくれてるのかな?》
【天馬】は泣き止み、タテガミを撫でながら白馬に向かって話した。
《俺迷子なんだ…帰り方わからないし、今どこなのかもわからない。》
《こんな川あるなんて聞いたことない。》
自然と涙がこぼれてきた。
《普段は一人では入らないのになんで今日は入っちゃったんだろう?》
《俺このまま死ぬのかな?》
【天馬】は話しながら絶望感に浸っていった。
《ねぇ…君も迷子でしょ?》
白馬に話しかける。
《助けくること祈って二人で待とうよ😃》
………………………………………………………沈黙…………………………………………………………
《二人で待ってれば、助け来た時に君も一緒に帰れるよ😃》
タテガミを撫でながら必死に涙を堪え、明るく振る舞う【天馬】。
しばらく沈黙が続き、【天馬】がまた泣き始めた…
最初のコメントを投稿しよう!