四人の若者【第1章】

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《今までの話はわかったよ😃》 《でも、どうして君はそんなこと知ってるの?》 白馬は答える前に質問した。 《お前の名前は?》 【天馬】は不思議そうな顔をして答えた。 《俺?俺は【火野 天馬】》 《…………火…野…………》 白馬は何かを言いかけた後、納得したように質問に答えた。 《さっきの質問だが、俺も初めから知っていたわけじゃない。》 《昔ある人間がお前と…いや、【天馬】と同じ能力を持っていた。》 《俺はそいつからこの能力の話を聞いたんだ。》 【天馬】は聞いた。 《能力?》 白馬は答える。 《そうだ。》 《ただ純粋なだけでは心を読むことはできない。》 《純粋で能力があればこそできることなんだ。》 【天馬】は能力と言われても実感がわかなかった。 そして【天馬】はまた質問する。 《昔俺と同じ能力持ってた人って誰なの?》 《それは…お》 白馬が話をしようとした時 《天馬‼‼‼‼》 大きな声で誰かが呼んだ。 【天馬】は、はっ‼として前を向く。 そこはもう【天馬】の住んでいる牧場だったのだ。 そして【天馬】の父が立っていた。 父は【天馬】がいなくなったことに気付きずっと捜していたのであった。 【天馬】は白馬の背中から飛び降り、父に向かって走って行った。
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