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月、起き上がる
リューク「あ、生き返った」
月「あ~死ぬかと思った。で、あんた何?」
リューク「だ・か・ら!ノートの落とし主の死神だって!」
月「ノート?」
リューク「もしかして、使ってないの?ほら、あの真っ黒なノートだよ」
月「あ~そんなの前拾ったな。で、何?返して欲しいの?」
リューク「いや、返さなくてもいい。そのノートはもうお前の物だ」
月「だけど別にノートなら沢山あるしこんな英語ギッシリのノートなんて見てるだけでノイローゼになりそう…やっぱりいらない。返す」
リューク「…お前、死神のノートなんだからもう少し考えろよ。これがただのノートだと思うか?」
月、考えて五分経過
月「そうか、わかった!死神の学校のノートか!きっと表紙の裏側のこの英語は死神の心得か何かで…」
リューク「もういい、その程度の頭脳じゃお前の未来も真っ暗だ。生きていても世間に不要な存在だ。ここで死ね」
リュークノートに名前を書く
月「うわ~死にたくない!逝きたくない~」
リューク「うるせ」
月「(ドクン!)ち…ちくしょう…」
リューク「なんかノートに挟まってるな…」
リューク、挟まった紙を見つめる(Page1参照)
リューク「こいつこんなに馬鹿だったのか、俺ももう少し考えてノート落とさないとな」
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