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あっという間に3時間が過ぎた。正直はじめはすぐに帰りたかった。
…なのに…
今は帰りたくないって思ってる。
でもこれは楽しい時間がなくなってまた孝司のことでいっぱいになるのが嫌だからで…
(あれ…??)
あたしは今の今まで孝司のことが頭からスッポリ抜けていた。そして、かわりに秀人くんの笑顔や声や仕草ですべて満たされてた。
「はるか…?」
ぼーっとしていたあたしを千夏が…違う、秀人くんが呼んだ///////。
「あ、何でもないで。」
あたしは自分の気持ちがこれ以上揺れないよーに抑えることにした。
(また傷付くのは怖い…)
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