2.一人

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そう思うと、また涙が溢れてくる 「優…なんで死んじゃったの?」 泣いて、泣いて、泣きまくった 一週間もすれば、流石に死んだと認めざるを得なかった… お葬式に行ったら、当たり前だけど優に会えた 死体だけど…………… 安らかな顔だった 優は二度と温かくならない ずっと、冷たいまま―…… そう思うと涙がまた溢れてくる なんとか我慢して、優が煙になるのを見た 煙になって、空へ還っていった
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