1.優の最期

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「さ…ごに……え…がお……た…い」 ゙最期゙ 私は今までにない、幸せそうな笑顔を見せた 今まで、作ってきた優との思い出を思い出しながら… 「あ……り…と」 あぁ、死んじゃう… 「だい……す…き………だ…か……ら…」 「私も……………」 小さく呟いたその言葉は、大きく暗い空へと消えていった 優はそう言って、私の手の届かない所へ行ってしまった それは、ちょうど12月24日00:00だった
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