003 従兄弟。

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僕がそう叫ぶと、残り三人はしーんと静まりかえったかと思えば、いきなりケラケラ笑い出した。 「な、なんだよ…?」 不気味に思って三人を見れば、三人が見事に音を揃えて言う。 「「「今日は、日曜日だよ」?」」 「………ぇ?」 「だーかーら、今日は日曜日。学校は無い✨ 可愛いなぁ、凍矢は。」 「え?」 慌てて携帯を開いて確認すれば、そこには日曜日の文字。 途端に顔が真っ赤になる。 「いくらなんでも、平日の朝から桐山ちゃんちにあがるわけないっしょ、ね、兄さん」 「んー、まぁな」 「まぁ…って、何!? 朝から、僕と凍矢の二人きりの甘甘新婚生活を邪魔する気だったの?😱」 「なにが、甘甘新婚生活だぁ💢!!!!!!!」 一人焦っていて恥ずかしいのを隠すようにそう叫んで、部屋を出ていく凍矢を見て、三人はまた、ケラケラ笑った。
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