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「予想以上って何が?」
「いや、こっちの話。」
そう言いながら、僕がさっきまで座っていた段に腰掛けてきたので、とりあえず、僕も、その隣に座り込んだ。
階段も建物同様、とても綺麗で、座る行為も気にらない。
むしろ、腰掛けるその人が様になっていた。
「まず、私の名前は永岡 新 ナガオカ シン…変な名前だけどよろしく。」
「…よろしくお願いします💦」
「私は002号室に住んでいてね、何もすることが無いんで外にでも出ていこうかと思って、中々使わない階段をおりていったら、凍矢君を見つけてね…
階段に人がいるなんて、滅多にないから、つい、声をかけてしまったよ…」
そこで一息つくと、更にまた言葉を繋いできた。
「で、なんで凍矢君を知ってるんかと言うと、守に教えてもらったから」
「守さん?」
呼び捨てする程の仲なんだぁ…
「そう、守とは昔から仲いいから。
あ、実はね、私と守は同い年でさ。
大学とかも一緒なんだよ。」
「同い年!!??」
二人共、かっこよすぎるよ…ってか美しい✨
そんなのが、同じ学年にいたら、人気が一気にそっちにいっちゃうよ…
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