勝手に妄想話

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そらが満足してくれたなら俺は十分だ。 こーやってたまには遠出するのもいいが、俺の家やそらの家にいるだけでも十分だから。 そらと一緒にいられるだけで俺は幸せなんだから。 そらと向かいのベンチに座り、俺もタバコに火をつける。 「…要」 いきなりそらが俺の名前を呼んだ。 「何?」 「色々とありがとう」 「気にするな」 「昔からずっと要には色々やってもらってるな。あたしも何かしないと」 「そんなの、別にいいよ」 「何でさ?」 「これは俺が好きでやってんだ。そらは俺の傍にいればいいから」 「…そ、そっか////」 あたしは顔真っ赤にして照れてしまった。 「たまには何かさせなさいよ」 「気が向いたらな」 俺はそー言ってそらの頭をポンと叩く。 「ぶー(`ε´)」 「ははは、ふてくされんなよ」 「うっさい!(`ε´)」
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