∽生徒会=氷雪会∽

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「お前等は、生徒会のクセにそんな皮肉な言葉しか言えないのか!?‥お前等の方が低脳だっ!!‥生徒会として居る意味なんか無い!!」           無我夢中で、怒りに言葉を委ねて出た発言。         ‥‥しくじった‥‥。           でも、こいつ等が悪い‥!!             「貴様‥誰に向かって口をきいて‥‥」           「まァまァ、棗よ落ち着け。 ‥ハハッ、威勢の良い奴だなァ」           凄い形相で此方を見る(睨む)棗を、笑顔を見せながら梁が宥める。           「今までの姫君にそんな思考を持った人間なんて居なかったね♪」           「新鮮な反応だな。 ‥大抵の奴等はああ言えば、泣いて飛び出していたな。‥ククッ」           ‥‥上等じゃないか。           女だからってなめんなよ‥!!           「お前等の非道さにはガッカリだ!!‥絶対に姫の名に誓ってお前等を仕付けてみせる!!」           そう、人差し指をビシッと立てていった。           一時の静寂が訪れれば、棗以外の笑い声が一斉に聞こえた。           「ククッ‥ やれるもんならやってみろォ」           「ま、無理だと思うけどな‥クククッ」           そう言って、未だ笑う梁と煉鵺。           あ゙ぁ゙ーッ、クソッ!!!! イライラしてしょうがない!!!           「まぁ、多少の期待はしておくよ。   ‥それと。 俺等は生徒会であって生徒会ではない」           また意味の分からんことを、呉羽は言い出した。         「――?」       「この学園では、生徒会なんてダサい在り来たりな名前なんて通用しない。‥俺等は《氷雪会》だ」           ‥‥‥はい?               ―氷雪会、それは才色兼備が揃う最高機関。
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