地獄の幕開け

2/13
前へ
/96ページ
次へ
AM7:00 十希弥「シャキーン!!」 💧💧今日は寝坊せずに起きれたようだ。 十希弥「ヨッシャ!!今日は遅刻せずに行くぜ!!」 ハシャグ十希弥 しかし、異変にきずいたようだ。 静かすぎる… そして… 十希弥「……母さん?」 十希弥の親が居ない!! 十希弥の家は母子家庭だ…… なので、いくら母に恐怖心を抱いていても、好きなものは、好きだ… 十希弥「…まっ、どっかに買い物にでも行ってんだろ…!!」 わざと、不安な気持ちを消すために、独り言を呟き始めた。 そして家を出て学校に向かう… 学校までは、家を出て、約30分ほどだ 現在7:50 間に合うだろう。 十希弥「…昨日の薬品……もう大丈夫なのかな??」 薬品の事を考えながら歩いていると…… 交差点を右に曲がったところで クチャ グチャ ブチ ァァアアア! 聞くだけで吐き気を覚える程、不気味な音やうめき声が聞こえる。 普通の人なら、なるべく避けて行くだろう。 そう 普通の人なら!! 今ここに居るのは、犬並の頭脳の十希弥だ。 十希弥「何してんだろ??😃」 好奇心で音のする方に何かに引かれる様に歩いて行った。 そこには…… 十希弥「??………!!ウェェエ……!!」 人が人を食べている!! そのシーンをモロに見てしまった十希弥は、嘔吐してしまった。 映画でしか見た事の無いシーン… 更に今まで人を食べていた『物』は、十希弥にきずいた!! 十希弥「……な…な、なん、だ…よ??」 恐怖で舌が回らない。 だが、完全に奴の顔を見た!! もう、人では無い。 生気のない白眼 ただれた皮膚 そう、例えるなら… 十希弥「『ゾンビ』」
/96ページ

最初のコメントを投稿しよう!

308人が本棚に入れています
本棚に追加