308人が本棚に入れています
本棚に追加
AM7:00
十希弥「シャキーン!!」
💧💧今日は寝坊せずに起きれたようだ。
十希弥「ヨッシャ!!今日は遅刻せずに行くぜ!!」
ハシャグ十希弥
しかし、異変にきずいたようだ。
静かすぎる…
そして…
十希弥「……母さん?」
十希弥の親が居ない!!
十希弥の家は母子家庭だ……
なので、いくら母に恐怖心を抱いていても、好きなものは、好きだ…
十希弥「…まっ、どっかに買い物にでも行ってんだろ…!!」
わざと、不安な気持ちを消すために、独り言を呟き始めた。
そして家を出て学校に向かう…
学校までは、家を出て、約30分ほどだ
現在7:50
間に合うだろう。
十希弥「…昨日の薬品……もう大丈夫なのかな??」
薬品の事を考えながら歩いていると……
交差点を右に曲がったところで
クチャ グチャ ブチ ァァアアア!
聞くだけで吐き気を覚える程、不気味な音やうめき声が聞こえる。
普通の人なら、なるべく避けて行くだろう。
そう
普通の人なら!!
今ここに居るのは、犬並の頭脳の十希弥だ。
十希弥「何してんだろ??😃」
好奇心で音のする方に何かに引かれる様に歩いて行った。
そこには……
十希弥「??………!!ウェェエ……!!」
人が人を食べている!!
そのシーンをモロに見てしまった十希弥は、嘔吐してしまった。
映画でしか見た事の無いシーン…
更に今まで人を食べていた『物』は、十希弥にきずいた!!
十希弥「……な…な、なん、だ…よ??」
恐怖で舌が回らない。
だが、完全に奴の顔を見た!!
もう、人では無い。
生気のない白眼
ただれた皮膚
そう、例えるなら…
十希弥「『ゾンビ』」
最初のコメントを投稿しよう!