地獄の幕開け

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十希弥(やっぱり、辛かったんだな…) 十希弥は、二人の事を、一瞬でも、薄情と思った事を後悔した。 流喜「…これから、どうする??」 最もな質問だ。 それを聞いた詩穂は、鼻声で答えた。 詩穂「やっぱり、こういう時は、警察署でしょ!!」 警察署と言う言葉に反応して、十希弥は目を輝かせて叫んだ。 十希弥「!!武器だぁぁ!!マシンガンやロケットランチャーだぁぁ!!」 十希弥はかなりの銃好きだ。 が、もちろん二人にはそんな気は無い。 流喜「違うよ!!助けて貰うんだよ!!」 続けて詩穂が呟いた。 詩穂「けど、やっぱり武器も必要ね……」 その言葉に流喜は少し悩むと 流喜「…………ここで調達するか…」 そして、十希弥は速答した。 十希弥「よし!!家庭科室に行こう!!」 そう、家庭科室には包丁などの凶器はあるはずだ。 詩穂「……そうね、行こう!!」 こうして、三人は家庭科室に向かった。
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