プロローグ

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研究員A「……もしや…………!?…やったぞ!!完成だ!」 研究員B「何!!?」 慌てる研究員B… 研究員B「ちょっと見せてくれ………! !?すごい…本当だ……」 驚愕の声をもらす 研究員A「…遂にやった……ニヤ」 怪しげな笑みを浮かべる、研究員A… 研究員B「……クククク!」 笑いだす研究員B 研究員A&B「「遂に完成だ!!…T-『タイタン』!!」」 研究員が ある、カプセルを指差して、歓喜に浸っている カプセルの中には 得体の知れない生物が入っている… 手からは刀のような爪が多数生えている… 背中からは角が飛び出ている… 顔は、見ているだけで失禁しそうな 威圧感… だが… ピク…… 研究員B「おい……」 研究員A「…ん?」 研究員B「今、動かなかったか?? タイタン……」 研究員A「まさか…そんなわ…」 バリーン!!! 研究員Aの言葉が最後まで出る前に タイタンが、ついさっきまで中で眠っていたカプセルを、殴り割って出 てきた!! 研究員A「ウワァァアァア!!!!」 カツン…… パリン… 慌てた研究員Aが青い液体の入った ガラス状の筒を… 落として割ってしたった…… そう… T-ウイルスだ T-ウイルスが気化して 空気感染が始まる… タイタン「グウウ…」 研究員A「に、逃げ、逃げ…ろぉおぉぉ!!」 ヒュン… 研究員A「…ぁ…ぇ……痛……」 タイタンが振るった爪は 痛みを感じる前に 研究員Aを 足…体を四等分…腕…そして首… バラバラにしてしまった…… パン… 研究員Bは 余りの混乱で 自分の頭を撃ち抜いた… タイタン「グフフフフ…」 血を浴びているタイタンが笑っている… バタン!! タイタン「ァア!?」 そこに一人の男が 乱暴に扉を開けて入って来た! 年齢は40歳半ばといったとこだろう。 白髪で乱れた髪の毛 ホッソリとした体。 男「…素晴らしい……!!」 男は呟いた。 タイタン「ギアア!!」 タイタンは早速 襲いかかろうとした だが… 男「待て」 男わ、装置を自分の上に掲げた。 その瞬間にタイタンは大人しくなった… 男「さすがだ…… これは、お前の中の爆弾の、起爆装置だ… さぁ、一緒に来てもらおうか。」
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