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さすがの詩穂も、みていられなかった…
詩穂「ねぇ…二人共やめてよ……💧」
それを聞いた十希弥と流喜は、敵意丸出しの目で答えた。
流喜「ぅるせぃ!!今の十希弥を止めるには、これしか無いだろ!!お前は、周りの目を気にして、止めなかったな!!…詩穂と十希弥の友情はそんな物だったのか!?」
詩穂(…そうよね……それなのに私は……)
それを聞いた詩穂は、自分に少なからず、罪悪感を抱いた。
十希弥「……流喜……俺は、お前が……好きだぁぁああ、付き合ってくれ!!!」
流喜「💧💧💧💧💧………オエ………」
クラスメートのドンビキの視線は一層酷くなった。
十希弥「なぁなぁ??」
キスを求める十希弥。
流喜「…御免!!」
流喜は十希弥が冗談と言う事はわかっていた
が!
ゴス
流喜は十希弥の後頭部に蹴りを放った。
あまりにも気持ち悪かったのだ…
そうこうしている内に先生が戻ってきた。
皆一斉に席に戻る。
十希弥も、かろうじて歩けたようだ、フラフラの足取りで、席に戻る。
先生は、珍しく、険しい顔で、口を開いた。
先生「はい!注目!!」
皆が先生に目を向ける。
十希弥「………〓」
この少年は論外。
先生「…コホン、…さっきの音は、ある薬品会社が薬品をヘリで運送中に操縦を誤って近くのビルに衝突した音だ…!!
何でも、その薬品が人体に害があるものらしくて、外に居るのは危険らしい……今日は家に帰って、自習をしろ!」
十希弥「ヨッシャァァァ!!!!」
いきなり叫ぶ十希弥
どうやら、『最後の家に帰って自習をしろ』だけ聞いていたようだ。
この時、先生は言わなかった……
ヘリに乗っていた一人は、かなり腐敗して死後かなり、たっていたにも関わらず、人々を襲っていたと、いう事を……
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