ビビっと来た!!!

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ガララッ ベランダのドアを開けると稟とあたしは入っていった。 「稟ってさあベランダ好きだにィ~」 あたしはぐだぐたと壁に寄りかかり爪を弄る。 「うん…」 長い髪を靡かせながらそっと呟くように言った。何見てんのかな…?? 稟は何かに見とれている。 「稟~??何見てんのぉ??」 爪を弄りながら近付いていき稟が見つめるグラウンドを見た。 その先にあったのは男の子達がサッカ-をしているトコロだった。 「??稟ってサッカ-好きだっけ??」 相変わらず視線を反らさずぼんやりとグラウンドを見つめている。 「あッ」 稟が一人の男の子を目で追ってる…!!! 好きな子だよ!! そう思い、誰なのか見ると隣のクラスに転校した人だった。 名前は…確か…??;; そんな事はもぅいい!!汗 肝心なのは顔だッッ!!(最悪) どんな顔だろ…?? ベランダの手すりから身を乗り出すと顔が見えた。 ドキン ヤバイヤバイヤバイ!! ヤバすぎ~!! どうしようどうしよう!?どうしようどうしよう!? 恋に落ちちゃいました~…!!
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