4 「 大好き。」

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  次の日に目を覚ますと、視界が変わっていた。   いつもなら遠く感じる君が、今日はなんだか近く感じる。 その代わり、 いままで見えていた地面は見えずに、澄み渡った青が視界の大半を占めていた。     彼女と目が合った。 僕を心配そうに見てる。 君に心配してもらえるのが、僕だけって考えたらなんだかちょっとうれしくなった。   「おはよ。」 「おはよう。」   いつものように朝の挨拶を交わすと、他愛も無い話を始める。    
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