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次の日に目を覚ますと、視界が変わっていた。
いつもなら遠く感じる君が、今日はなんだか近く感じる。
その代わり、
いままで見えていた地面は見えずに、澄み渡った青が視界の大半を占めていた。
彼女と目が合った。
僕を心配そうに見てる。
君に心配してもらえるのが、僕だけって考えたらなんだかちょっとうれしくなった。
「おはよ。」
「おはよう。」
いつものように朝の挨拶を交わすと、他愛も無い話を始める。
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