1 「 はじめまして。」

3/3
前へ
/36ページ
次へ
    明日が来るのが嬉しくなって、何時も明日を待ちわびた。   彼女と話している時間だけが早く過ぎてゆく。 もっともっと一緒に居たい。 そう思えば思う程に時間は早く過ぎていった。     「もっと1日が長ければいいのにね」   別れの時間になると、彼女は決まってそう言った。    
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加