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次の日の朝にやっと雨が止んで、僕は彼女に会うことが出来た。
やっと会えた彼女は相変わらず桜を見上げてた。
‥……前より痩せた?
1日会わなかっただけだけど、彼女がひどく窶れているように見えた。
「おはよう」
「おはよう」
いつものように話しかければ、こっちを向く彼女。
「なんか元気ないね?」
「そう?そんな事ないよ。大丈夫」
そういって元気そうに僕に笑いかけた。
僕は彼女の笑った顔が好きだった。
なんだ、僕の思い過ごしか。
そう、思った。
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