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【必然快楽】
呼ばれてきた処は とても心地よく
俺を満たしてくれる
この時がいつまでも続くといい
次々と襲う愛しい狂気たち
コイツラに囲まれていると
二度と向こうには戻りたくないと思う
ほら、また俺に殺されに来た奴が居る
すごく脅えているのに
瞳の奥はすごく嬉しそうにしていて
どちらが本当の感情か分からないけど
俺には関係ない
脅えた顔で俺を見つめ
許しを乞う
どうせ俺は許さずコイツを殺すが
曖昧な言葉で揺さ振る
クスクスクス……
何て素晴らしい世界だ
これが 俺の求め続けた
楽園だ
ザシュッ! ……クスクスクス
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