幼い命

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半年以上入院していた小学2年生くらいの女の子。○○ちゃん その子は障害者で ウチが小学生の時 まだ○○ちゃんが入院してなかった時 友達とよく障害者のクラスに遊びに行った時に 仲良しになった。 朝の自由時間も 放課も 遊びに行ってた。 だけど秋ごろから○○ちゃんは休みがちになって 入院してしまった。 それでも治ると信じて学校が終わった後や 休みの日にいつもの友達3人とウチで500羽鶴作った。 1000羽はちょっときつかったから。 中学に入っても、短縮授業日などの日に障害者クラスに遊びに行った。 ○○ちゃんはまだ入院していたけど、先生がこう言った。 「○○ちゃんとこに、お見舞いいくんだけど声録音して聞かせてあげたいの。いれてくれる??」 そしてそれぞれ○○ちゃんにメッセージを録音した。 そして6月…………… とても耐え切れないことを友達に聞いた。 「あのね…○○ちゃん、死んじゃったって………」 学校のろうか。帰る前に友達に呼び出されて、いきなりいわれた。 ウチは最初信じられなかった。 でも嘘をついてるように見えない。 悲しくて、泣いてしまった。 『まだあんなに小さいのに……幼いのに…やりたい事だって…………』 ウチはこの日泣き止んだ後も、 一言一言しゃべるたびに涙をこらえていました。 だんだん立ち直ってきて、あっというまに7月。 短冊になんて書いたと思う?? 『○○ちゃんの分も生きられますように。』
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