始まりは…

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ヘル 「さて…王座の間への鏡はどれなのだ?」 アヌビス 「えっと、たしかこのへんに…………ありゃ~壊れてるな」 ヘル 「ならばどうするのだ?」 アヌビス 「歩いていくしかないな…ちょっとまってろ一番近いとこさがすから。」 ヘル 「迅速に頼む。」 (暇だ…何かないかな?) ヘルは辺りを見回した。 アヌビスは何かをつぶやいている。 ガラスの破片はいたるところに散らばってる。その中に赤く光る物を見つけた。 ヘル 「これは…?」 それを触ったとたんすうっとした感覚がした。
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