序章

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河村峻「この死に損ないがー」 浜本仁「THIN日本人だよ THIN日本人だよ」 森下は痩せ型のため,体の事を馬鹿にされる事が多く,このような毎日に嫌気がさしいた。 こうして森下の一日は終わっていく。 森下「ただいまー」 家には誰もいないがこれを言うのが癖になっている 森下「はぁーあー疲れた」 森下はふとグラウンドで拾ったあのノートを思い出し,机にノートを広げた ・ノートの使い方 1,このノートに名前を書かれた者は現在一番幸せに感じている事柄が不幸になる 2,不幸の詳細を書けばその通りになる 3,書いて一分後に不幸が起こる 4,書く者の本名と顔が頭に入っていないと不幸は起こらない 5,ノートを紛失した場合は3日以内に見つけなければノートに関する記憶は失われる 6,ノートを焼却などして消滅すると不幸にした者に幸せが訪れる 7,このノートを使用した者にだけ悪魔が見える と書いてあった
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