1日目 昼

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イシュファースがじっとレーレを見つめるとパアっと朗らかな笑顔が返ってきた。 ないないないないないないないないないないないないありえない! もしかして…かなり怒ってるのか!? 遠回しな抗議の結果か!? 何にしろ滅茶苦茶不気味だった。 「レーレすまん」 「え? な、何がです?」 「怒ってるんならあの、ネチネチでもいいから普通に怒ってくれないか?」 「はい? 怒ってませんよ?」 「………………服、真面目に選んでくれよ」 真剣にレーレに気を遣いつつイシュファースは歩き出した。  
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