第一話

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壱「豚ならお前にピッタリだな」 雛「人の思考を読むな!!」 薫「……なんやァ?壱、雛ちゃんと仲良くねぇ?」 壱・雛「馬鹿言うな」 重なった言葉に、私と壱の物凄い睨み合いが始まる。 大広間が静まり返った時だ。 由「はーい、落ち着いてねぇ。私を忘れちゃ困るぜ。第一学年主席で入学しました、春日井 由です♪学年代表として頑張りますので、よろしくお願いしますねぇ♪」 雛「……由!!??」 由「あっ雛ちゃーん♪」 由はピースをする。 ちょッ…だからピースじゃねぇよ。 楓「おいお前、神無月と知人か?」 由「……雛ちゃんに何か用?」 何気にこっちでも、睨み合いが始まる。 楓「春日井コーポレーション…」 由「ウチの会社が大変、お世話になってまーす」 由はニタリと、腹黒い笑顔を見せる。 楓「…倒産させてやろうか?」 由「と、いう事は…春日井と神無月を敵に回すのね?言っとくけど、雛ちゃんは私の味方だから」 楓「…味方だからなんだ?」 由「私が倒産したら、神無月も道連れにしちゃう♪」 薫「そしたら、雛ちゃんも学園からいなくなるなァ。後悔させる事出来ないっつー事だろ?」 楓「…今回だけ見逃してやる。早く消え失せろ」 由「はーい♪」 うん。 いつの間にか味方になってる。 皆して、私の意見は無視? あー…無視?
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