第一話

12/32
前へ
/150ページ
次へ
雛「由ッ…用事って挨拶の事?」 由「イェス♪こう見えても、推薦で試験順位一位だったんだから」 雛「へー頭いいんだァ。その性格で」 由「アハハ。酷い事サラリと言いやがったよコイツ」 雛「…そう?」 由「でも、雛ちゃんも災難だよね~」 何がだい? もうアイツ等に会った事自体、私にとっちゃ災難なんですけど。 由「だってさぁ、仮風紀委員とか…いい噂聞かないよ?」 雛「………は?」 由「あれ…知らない?有名な話なんだけどなぁ。よし、私が説明しよう♪」 ――――――― ――由の説明 まず仮風紀委員というのは、風紀委員の付き人を担当する人の事♪ うん。 自己中心的なのよ。 去年まで男子校でしょ? だから、付き人は今までずっと男子だったわけ。 そしてね、面白いのがここからなの。 何故か付き人は1日で退学になる。 何故だと思う? あくまで、あの3人 五十嵐 楓 五反田 壱 伊集院 薫 が、『暇だから』の 一言で作った【仮風紀委員】 付き人に嫌がらせして 相手の親の企業を倒産させていくの。 付き人になった人は必ず退学になる。 そういう噂まであるわけよ♪ そして今回、仮風紀委員となったのが… 由「雛ちゃんでーす!!」 雛「うん。実に不愉快だ」
/150ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1492人が本棚に入れています
本棚に追加