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雛「大根……」
取り敢えず整理をしてみる。
今現在大根は、舞台の上で何やら難しい話をしてらっしゃる。
理事長代理という事は、かなり偉い方ではありませんか?
それに加え、風紀委員長って…
風紀委員長!!??
アイツが!!??
ちょッ…勘弁してくれよジョニー
私…とんでもない人を
敵に回したのでは!!??
雛「……ヤバくないですか…?」
明らかに……
こっちを見てる…
楓「…ですから、この学園をより良くするには皆様の力も必要なのです。そして…」
雛「はッ……大根の野郎。内心絶対面倒くせェとか言ってるに違いない」
ようやく大根の話が終わる。
ようやく帰れると思いきや……
教頭「えー…では毎年恒例の、くじ引き大会をしたいと思います」
楓「教頭、今年はその必要はありません。もう決まっていますから」
教頭「それは…どういう事でしょうか?」
楓「こういう事です。今回の仮風紀委員は、神無月 雛。お前だ」
舞台の上から真っ直ぐに突きつけられた、人差し指。
雛「………は?」
周りが、ザワザワし始める。
楓「……神無月、お前は今日から仮風紀委員だ」
雛「…頭おかしいだろ、大根」
楓「大根じゃねェ!!!!」
周りはかなり驚いていた。
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