第一話

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雛「大根……」 取り敢えず整理をしてみる。 今現在大根は、舞台の上で何やら難しい話をしてらっしゃる。 理事長代理という事は、かなり偉い方ではありませんか? それに加え、風紀委員長って… 風紀委員長!!?? アイツが!!?? ちょッ…勘弁してくれよジョニー 私…とんでもない人を 敵に回したのでは!!?? 雛「……ヤバくないですか…?」 明らかに…… こっちを見てる… 楓「…ですから、この学園をより良くするには皆様の力も必要なのです。そして…」 雛「はッ……大根の野郎。内心絶対面倒くせェとか言ってるに違いない」 ようやく大根の話が終わる。 ようやく帰れると思いきや…… 教頭「えー…では毎年恒例の、くじ引き大会をしたいと思います」 楓「教頭、今年はその必要はありません。もう決まっていますから」 教頭「それは…どういう事でしょうか?」 楓「こういう事です。今回の仮風紀委員は、神無月 雛。お前だ」 舞台の上から真っ直ぐに突きつけられた、人差し指。 雛「………は?」 周りが、ザワザワし始める。 楓「……神無月、お前は今日から仮風紀委員だ」 雛「…頭おかしいだろ、大根」 楓「大根じゃねェ!!!!」 周りはかなり驚いていた。
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