14人が本棚に入れています
本棚に追加
映画『男と女』のピエールバルーに言われた言葉で印象的だったのは
『意見を持つ前に、パスポートを握りしめて、世界に。
国内だって端から端まで行けるはずの、この国の人間は、
アンタみたいに与那国島や稚内すら行こうと思わないんだね。
目の前の欲の処理で精一杯なのはわかるけど、健康で、そこに行ける人間は何人いるだろうか。
どこの国の人間よりも多いはずが、実際は少なくないか?
なのに過激な意見は持っている。想像力がない。
誰が見ても素晴らしい変化を持った風土なのに。』
彼はフランス人なのに、日本のすべてをまわっていた。
行かなきゃわからない。想像力も膨らまない。ましてや日本のことすら語ることができない。
最初のコメントを投稿しよう!