‐夢‐

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  俺は、桜と2人で世間話しながら、ファミレスに向かう…   行き交う男が、桜を見ては、鼻の下伸ばしてやがる…   そう、桜はモデル並みのスタイルに、綺麗な顔をしている…       「ん?何?」     『…いや、黙ってりゃモテるのになぁって…』     ‐バキッ‐     『痛ぇ!!ホンマの事やん…』         「うるさい…」     全く…この凶暴女め!   何で、こんな凶暴女と連んでんだろ…。             あれ…?     桜と出会ったんいつだっけ?         やべぇ…   忘れてる…     後でこっそり、勝に聞くか…                 ファミレスに着くと、勝と未知が待っていた…     俺達は、席に座り、改めて桜の誕生日祝をした…     未知は、桜にプレゼントを渡す… 俺達は…     結局、ファミレス代を、2人で割り勘になった…(泣)             「今日は、アリガトな♪ また遊び行こうぜ♪」   『おぅ!』     そう言って、桜は帰って行った。       「桜って…いつ見ても美人だよね~♪」     突然、未知が言い出した。     『「そうか~?」』     勝とハモった…。     「2人共‥目悪いの~?」   『「いや…悪くない……。」』     ………何故かハモる…。     「桜みたいな人を、美人って言うんだよぉ?」       未知は、勝が一目惚れして告白‥。   その内に天然だと、わかったんだが‥   その天然に、慣れない自分がいたりする…  まぁ楽しいんだけどね…     あっ…そうだ‥     『なぁ‥勝~』   「ん?」   『桜と知り合ったのいつだっけ?』     どうしても、思い出せないんだよな…。     「ん…確か中学ん時ちゃうか?なんでや?」     勝は、首を傾げながら言った。     『いや…素で忘れたから(笑)』     「お前…記憶力無さ過ぎ(笑)」     『うるせー』             何だろな‥       俺は、この時‥   何か、違和感を感じていた。      
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