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「あ~、どうせ今日も何もねぇんだよ」
ルシファーはハナクソほじりながら神の住むパルテオン(万神殿)を飛び回る。
「んっ?」
するとパルテオンのほうからグーパンチが伸びて来た。
「ぎゃっ!」
パンチを直撃したルシファーは、パルテオンの雲の上に落ちた。
「仕事に愚痴をつけるでないぞルシファー」
神の声だ。
「わかったわい」
ルシファーは、また飛び、パルテオンの周りを監視する。
「痛たたた……めっちゃ痛かったがな」
「ルシファー、お前どうしたんだ」
仲間のセラフィムの声だ。
「うるさいわい!何でもええやろ!」
「また神様に怒られたか?相変わらずだなお前」
セラフィム1人に鉄拳をかます。
「八つ当たりするなよ!」
「うるさいわい、なんかムカついたがな」
「たくっ……勝手にムカつくなよ……痛っ……コブ出来たよ」
そして今日の仕事を終えたルシファーは、家に戻っていった。
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