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ーパルテオンー
「神よ、セラフィム様とルシファー様がお通しの許しをこうてますが」
「ルシファーが!よし連れて参れ」
「はっ!」
するとルシファー達の元に、ケルビムがやって来た。
「入りたまえ」
「許しが出たか」
「あー……疲れたわい……もう飛べへん……」
ルシファーが力尽きていた。
「ほら行くぞ」
セラフィムは、ルシファーの首を掴み、引きずりながら神の所へ連れていった。
「神よ、セラフィム様とルシファー様のお着きです。
セラフィムは、黙ったまま一礼した。ルシファーは無理矢理正座にさせられたが
「よっ!神のオッサン!」
ルシファーに神からの鉄拳が飛ぶ。
「誰がオッサンだ!」
神は、姿形は若いままだが、実際はかなりの歳である。
「ルシファー……神に失礼であるぞ……」
「して……セラフィムよ……今日はルシファーを連れてどうした?」
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