3 最初の手柄

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ーパルテオンー 「神よ、セラフィム様とルシファー様がお通しの許しをこうてますが」 「ルシファーが!よし連れて参れ」 「はっ!」 するとルシファー達の元に、ケルビムがやって来た。 「入りたまえ」 「許しが出たか」 「あー……疲れたわい……もう飛べへん……」 ルシファーが力尽きていた。 「ほら行くぞ」 セラフィムは、ルシファーの首を掴み、引きずりながら神の所へ連れていった。 「神よ、セラフィム様とルシファー様のお着きです。 セラフィムは、黙ったまま一礼した。ルシファーは無理矢理正座にさせられたが 「よっ!神のオッサン!」 ルシファーに神からの鉄拳が飛ぶ。 「誰がオッサンだ!」 神は、姿形は若いままだが、実際はかなりの歳である。 「ルシファー……神に失礼であるぞ……」 「して……セラフィムよ……今日はルシファーを連れてどうした?」
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