2 少年の天使

5/7
前へ
/16ページ
次へ
ー屋上ー 「嫌やで……」 いきなりルシファーは、ミカエル達にそう告げてまた寝た。どうやら遊ぼうとしたのがバレバレだったようだ。 「そんな事言わずにさルシファー、遊ぼうぜ」 「めんどくさいわーい」 「ルシファー君、皆と一緒にいたほうが楽しいよ」 「かぁ~………」 また寝ていってしまった。 「もういいや、ほうっとこうぜミカエル」 「…………そうするか…………」 ミカエル達は、ルシファーをほって4人で遊びにいってしまった。 「………ふぁ~あ」 「なーにしてんのこんな所で」 その声の主は、『愛の天使』の異名を持つリリスだ。美人で、ルシファーの彼女でもある。 「………どしたんや………」 「私とデートしよ」 「今日はめんどい、次にして」 「…………いいじゃないの、行こ」 「……………」
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加