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無理やりデートに付き合わされたルシファーは、機嫌が悪い。
ルシファーが機嫌悪くなるのは、寝るのを邪魔された時か、馬鹿扱いされた時ぐらいである。
「………機嫌悪いわね………」
「お前のせいや」
「なんでデートのたびに文句つけられなきゃなんないの」
「眠いんやわ、起こすなボケ。ワイはミカエルいえど寝とる時はキレるで」
「恐いわね」
「………たくっ………お前やからキレへんからええけどのう………次からは寝とる時に起こすなや」
「キレなくてありがとう」
リリスは、ルシファーの腕にしがみつく。
「そんなによんなや、寝起きやから頭ガンガンすんのやわ」
「ゴメンゴメン」
リリスは慌てて離す。
「リリス………いきなりやけどなあ、ワイ学校卒業したら何すりゃあええと思う?ミカエルはそのまま進学するらしいけど」
「んー……私と結婚のがいいけどー……」
「その話は後な。………ワイはのう………進学せえへんと、育ててもらった神の所で働こうかと考えとんねん……どや?」
「………その仕事でいいと思うよ………私は貴方の生きる道について行くわ」
「お前が相談相手やでありがたいわ。そうやのう、ワイはワイの道を歩いてきゃいいんやな………後、結婚の事はOKやけどな……ワイの足でまといにはならへんといてや」
「わかってるわよ」
と行って、2人キスしては帰った。
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